忙しさに追われる

ITエンジニアがキャリアチェンジを行い、管理職に就くとかなりの忙しさになります。
それまでは自分の持分の仕事に集中していれば良かったわけですが、プロジェクト全体に関与することになるからです。

まず最初にクライアントからの依頼を受けて、プロジェクトを立ち上げることから始めるケースもあります。
大抵の場合は最初、求められる仕様に関しての大枠しかないので、細部にわたる打ち合わせを行います。
その中でヒアリングを行い、いかにクライアントが求めるものを的確に引き出すかが問われます。
というのも、ある程度プロジェクトが進んだところで、クライアントから修正を依頼されることが多いからです。
プロジェクト途中での軌道修正となると、時間もコストもかなりかかります。
下手をすればそのコストを予算に上乗せできないことにより、利益率が低下することにつながります。
そのために前準備としてクライアントとの折衝に時間を取られるわけです。
さらにプロジェクトを立ち上げてからメンバーを集めて、作業の割り振りを行いますが、ここでもいかに効率良く仕事を振り分ければ良いかに時間を取られます。
通常管理職となれば、複数のプロジェクトに関わることになるので、このような作業を複数同時進行で進めるものです。
打ち合わせのクライアントとの予定を擦り合わせたりメンバーとの面談を行ったりと、常にやることが目白押しという状態が続きます。

そのためにITエンジニアが管理職へと変わることが少ないというわけです。

それでもIT業界で生き残っていきたいと思うなら、管理職に就くという選択も視野に入れておく必要があります。
将来を見据え、今のうちにリーダーに必要なスキルを身に付けておけば、管理職として充実したエンジニアライフを過ごしていけるでしょう。

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